藍染め工房たであいの考え

はじまりは、「アトピーや敏感肌でも安心して着られる肌着をつくりたい。」という想い

こうした想いからスタートした当工房の藍染め。

私自身のアトピーが“ものさし”となり、化学物質には拒絶を示す中で、天然繊維と天然染料の生育からこだわった肌着つくっています。

肌を守るため、肌を安心させるために染色を施す。お守りのようなもの

藍染めの一つの価値は「安心感、安堵感」だと思います。藍染めを着ていると「守られている」「ほっとする」「落ち着く」などの気持ちが生まれます。これは脳が意識で分かるというよりも、肌が無意識に感じているという表現の方が近い気がします。

タンスを開けたときやクローゼットを開けたとき、藍染めを見つけると無意識に手が伸びてしまう。あなたもそんな体験をしてみませんか。

未来世代にとっても、藍は楽しい選択肢になると思う

たであいの藍染めにおける独自の取り組み(こだわり)

原材料の準備

100%天然藍(すくも)使用。染料の自家栽培、自家製造

明治以降、合成藍が登場してからは、合成藍のみ、または天然藍と混ぜるなど、100%天然藍だけの藍染めは、ごくわずかとなりました。商業的には手間やコストが見合わなくなったからです。当工房では天然藍であることに意味があると考えているため、100%天然藍使用です。

また、2019年より休耕地を借用し、藍草であるタデアイの栽培およびすくもの製造に取り組んでおります。2026年現在まだ徳島からの取り寄せたすくもの使用が大半となりますが、今後は完全自給を目指しております。

上質な木灰

藍染めにおいてすくもの次に重要なのが、「灰」です。これは、堅木(樫や楢など)を燃やした灰が適しており、その上澄み液を藍染めに使用するのですが、現代では生活の中で灰に出会うことはほとんどありません。

ここ静岡市の隣町には、かつお節が特産である焼津市があります。かつお節の製造においては、昔ながらの炉が用いられており、そこでは大量の木の燃焼灰がでます。主に樫やクヌギなどの堅木の灰です。焼津のかつお節工場を10件ほど周り、その中でも最も上質な灰を譲り受けています。ちなみに、最も上質な灰を出す工場のかつお節が最も美味でした。

小麦の自家栽培

石灰ではなく貝灰

天然水の準備

工房で使っている水はありがたいことに山の湧き水です。

藍染めはやはり天然水です。

この水源から山の中を通り工房まで約150m、地元の方々の協力を得て何とか引くことができました。

製造時のポリシー

どこまでも薬品不使用

入念な仕上げ洗い