1.何を提供していますか?
- “タデアイ TADEAI”は日本古来から続く発酵建て藍染めにより肌をリラックスさせる衣類や布を製作しお届けしています。
- 生地は伝統工芸品である綿織物を使用した懐かしい着心地、染料のタデアイは自家製で自然農法により一から育てた安心そしてみずみずしい生命力、水は恵まれた環境がもたらす上質な天然水を使用し、江戸時代から続く日本の絞り染めデザインが視覚からの喜びをもたらします。
- 生まれたばかりの赤ちゃんから使える、藍染めの衣類をご用意しております。
2.どんなメリットがありますか?
- 100%植物由来の染料に包まれる安心感
- 伝統の布地と染めの掛け合わせが生み出す肌触りの良さ、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような感触
- 化学的なものは何一つ使用していない。ノンケミカル
- 環境に負荷をかけない、循環性を持つ染色技術であること
環境に負荷をかけずに藍色を取り出す、先人が生み出した優れた技術
昔ながらの藍染は、地球に降り注ぐ太陽エネルギーを使い、タデアイを育て、そこから藍色を取り出します。使用後の染料は畑の肥料となり、また翌年の藍を大きく育てます。藍染めは、先人たちが生み出した、優れた循環型染色技術です。
- 色の美しさによる視覚からのリラックス
- 植物染料成分による機能や効能(次項参照)
3.藍染めとは?なぜ藍染めを選んだのか
堅牢であること。触媒無しで染まる。そしてコットンとの相性。繊維を丈夫にする。後述の虫除けなどの効果が多岐にわたる。
美しい色と機能を併せもつ「藍染め」
藍染めには、その美しさ以外に、虫よけ効果、抗菌作用、繊維を丈夫にする、保温効果、紫外線カット効果、耐火性の向上、鎮静作用などなど様々な機能や効能についての伝承があります。その効能の一端は科学的に証明されています。
(効果に関する伝承と論文)
- あせもに良い等、繊維特性の変化
(お客様からのコメント)
- 「かゆくならない、魔法の肌着」「びっくりするくらい良くなった。床ずれ(ガーゼ)」「汗の匂いがほとんどしなくなった(Tシャツ肌着)」「生地がしっかりした感じになる。固くなったとか柔らかくなったとかとは違う丈夫さ」「私にとってお守り代わり」
タデアイと言う植物を聞いたことがありますか?
タデ科の一年草で、たくましく生命力があり、青の色素を持つ草です。昔から今でも、薬草としても利用されています。 世界には青の色素を持つ植物はたくさんあり、タデアイはその中でも、最も色素が少ない植物(豆科のインド藍は50%程度に対してタデアイは3~5%程度しか含まれていない)と言われていますが、それでも、日本の青系の染めは伝統的にこのタデアイを用いてきました。それはきっと日本の気候風土や暮らしとの相性が良かったからなのではないでしょうか。しかしながら最近(ここ120年)は、タデアイを用いた染めは激減し、かわりに、化学藍が主流となっています。おなじみのジーンズは、工場では化学藍を用いて製造されています。
タデアイを使った染めと化学藍を使った染めは、その方法から見ても全くの別物と言っていいほどに違うものですが、色素の化学式も同じインディゴ、結果としては同じ青色系統の色に染まる、ということで同じく「藍染め」と呼ばれており、一般的には区別もされないでいるのが現状です。
しかし、ひとくくりに「藍染め」として呼んでしまうのは、少しもったいないです。 青色だけでなく赤色や黄色、茶色の色素まで含むタデアイだけの奥深い色合いがあります。原料が植物であるだけに、その生命力をいただき布に付与するため生き生きとした布になります。 タデアイは、遡れば大陸から渡ってきたものだけれど、日本独自の進化をして、日本らしい染め物として、人々の暮らしに根づいてきました。 私は、タデアイによる染めは、日本の風土と日本人の感性が培ったものであり、この先も人々にとって有用な、価値のある染め物であると思っています。
タデアイ TADEAI代表 山口且真
4.はじまりは「敏感肌の人でも安心して着られる服をつくりたい。」=タデアイ TADEAIの理念
「健やかな肌」それはアトピーの自分がずっと欲しかったもの、健やかな肌が基礎にあって、はじめて人生のスタートラインに立てる。だから「アトピーや敏感肌の人でも安心して着られる肌着をつくりたい。」という想いで事業を始める。そのためには、使用する布地の選定はもちろん、糸についても注意し、染料については種から育て、精選した助剤を使用するとともに、ノンケミカルである日本古来の発酵による技法で藍を建て、手間を惜しまず時間をかけて染色し、肌を刺激しないためには徹底した仕上げ処理が必要だということも経験の中から学習して実践し、真心込めて縫製する。これが”タデアイ TADEAI”の理念です。